胸鎖関節 脱臼 治療

胸鎖関節の脱臼の治療

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脱臼は関節が外れる外傷です。
最も多いのは肩関節の脱臼ですが、関節ならばどこでもおこる可能性があります。
今回は胸鎖関節の脱臼とその治療方法についてご説明します。
・胸鎖関節とは
胸鎖関節は胸の中央にある胸骨と鎖骨との間の関節です。
腕と体をつなぐ唯一の関節です。
腕を動かすときは肩の関節から動かしているイメージが強いですが、実際にはこの胸鎖関節から動きます。
・胸鎖関節の脱臼
鎖骨の脱臼の約9割は胸鎖関節と反対側の肩鎖関節です。
残りの約1割が胸鎖関節の脱臼となります。
胸鎖関節の回りは靭帯でしっかりと固定されているので、脱臼しにくい関節です。

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しかし、交通事故などでとても強い力が加わったり、腕や肩に強い力が加わって後ろに引っぱられた時、肩から倒れて床などに強く打ち付けた時などにおこりやすいと言われています。
胸鎖関節の脱臼は、前方脱臼、上方脱臼、後方脱臼の3種類がありますが、ほとんどのケースが前方脱臼です。
・胸鎖関節の脱臼の治療方法
胸鎖関節の脱臼の治療は手術が必要になる場合と保存療法で治療する場合があります。
治療の為に手術が必要になる場合は関節が完全に外れてしまった完全脱臼の時ですが、胸鎖関節が完全脱臼するのはまれです。
そのため、ほとんどの場合、手術は行われず、保存療法での治療となります。
保存療法での治療は他の脱臼と同じ様にまず整復を行い、その後固定します。
胸鎖関節は他の関節に比べると安定性が悪いので、亜脱臼の程度が軽い場合は肩関節の固定の様に三角巾などで吊りますが、重傷の場合はギプスやバンドを使ってしっかりと固定する必要があります。
・胸鎖関節を脱臼した後におこる後遺症
胸鎖関節の脱臼で一番多いのは前方脱臼です。
つまり、鎖骨が前側にずれます。
整復により元の位置に戻しても完全に戻りきれない事もあります。
そのため、脱臼は治っても変形が残ることがあります。
しかし、運動機能は正常に近い状態まで回復する事が多く、通常生活に支障がでる事は稀です。

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